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2003.7.26 |
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※赤いフチのついた写真はクリックすると動画が見れます。 |
【序 曲】 まつりの2ヶ月前、地元民謡曲「長島節」を編曲して「きいながしま燈籠祭」で披露できないかと言ったおれの思いつきから始まった今回のこの企画。 6月1日、さっそく燈籠祭実行委員会より担当者を連れ、友人に今回の考えを説明に行く!! 毎度のことながら「また、KAZは難しいこと言うてきた!」って顔を歪める友人。突然押しかけたわけだったのだが、深夜遅くまでアーじゃない!コーじゃない!と話し合った。 【思 惑】 今回の「むっそうええ」に対するおれの考えは「猫も杓子もソーラン踊り‥、どこのチームも、どこのまつりもソーランだのよさこいだの‥、それで本当に良いのだろうか?」の疑問から始まる‥。 ソーラン踊りも確かにすばらしいのだが、何故に紀伊長島町でソーランなのか?真似事がいけないとは言わないが、おれは自分が生まれ育ったこの地域が好きだから、ソーランのブームに乗っかるにしても‘町’や‘まつり’に関わりのある曲で勝負したかった。 もっと大それた言い方をすれば‘青森のねぶた祭り’や‘徳島の阿波踊り’に負けない見ているものをも巻き込める踊りを作りたいと言った思惑がおれにはあった。 【すばらしき仲間たち】 おれの“わがまま”による最大の功労者は高校時代の同級生「もっきゃん」であろう。 「長島節」の編曲から曲構成、楽器ではベースを‥彼がいなければこの企画は成立しなかったに違いない!! 友人を中心に主力バンドメンバーが決まっていく‥。ドラムは同じく同級生の「玉津っぁん」、昨年の燈籠祭でも共に共演のねえさんこと「しょうこさん」、「ワッキー」をキーボードとギターに、和の雰囲気を出すために三線(沖縄三味線)に「黒ちゃん」、燈籠祭実行委員会からサックスに「前川さん」。 そして要となるボーカルには意外な人選だったかも知れないが、彼女の歌声が好きだっただけの理由から「しのちゃん」の協力を得ることとなる。(たぶん、彼女はこういった舞台は初デビューであろう) ここまでの7人におれ「KAZ」と相棒「すっさん」が「もっきゃん」の構成から叫びとラップ部分を任せられることとなる。そして最後に強力な助っ人「山口さん」の三味線を加えて異例の10人バンドが揃う!! 【あまりにも短か過ぎた時間】 企画の発端が2ヶ月前、「長島節」を編曲しようかと言ったものの、その他は何も決まっていない‥。 過ぎ行く日々に不安さえ覚える仲間たちだったが、それとは対照的に余裕さえ感じさせる「もっきゃん」。今、思えば彼の頭の中にはおれが話を持っていったときからある程度の構想は出来上がっていたのだろう。 楽曲は奇跡的なスピードで1ヶ月後の7月上旬に出来上がってきた。彼の構想がみんなに伝わるまで随分と時間がかかってしまっていたのだが、曲が出来上がりやっと踊りの振付を考えることとなる。今までのソーラン節とは感じが違うため踊りメンバーも不安を隠しきれない。この日から連日の振付作業が始まるのだった。 【不安を払拭する働き】 燈籠祭目前のバンドメンバーと踊りメンバーの最終セッション、集まった踊り子は極端に少ない。 「マジか?」驚き慌てるメンバー、その晩から各メンバーや他チームへの大招集が始まる。 迎えた燈籠前夜祭で中燈籠でお世話してきた大阪モニターの大学生が飛び入りで「One Night Carnival」に参加。 前夜祭が終わると参加した学生たちが「明日も踊らせろ!」とやる気満々。この晩、魂RUNメンバーの振付指導は深夜にまで及ぶ。 本番を迎えた我々バンドメンバーの前には驚くほどの踊り子の数。。。 まさか、こんなに踊ってくれるなんて‥、すごく嬉しかった。 【大成功!】 終了後、前川さんとガッチリ握手。「本当に気持ち良かった。」 結果がどうだったのかは自分たちではわからないが、ステージを降りてすぐ、音響テントで見ていた方たちから激励の言葉をいただく。 とにかく、長いようでアッと言うまだった燈籠祭のオリジナル企画。とりあえずはみんなごくろうさま!! こうして幕を閉じた燈籠祭だった。平穏に戻った我々に思いもかけない電話がかかってくる。 「もし、よろしければ運動会で燈籠祭の時にやった曲を使わせてほしい。」との内容だった。しかも2つの学校から‥ 正直、びっくりした!嬉しさのあまりメンバーをはじめ、力をお借りした方々に報告。 「伝説はいま始まったばかりだ‥。」 魂RUN KAZ
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